作家・作品について
derek wilson
derek wilsonは、北アイルランドのBelfastという場所にスタジオを構えています。Belfastという街は、18世紀〜19世紀の産業革命時代に発展した都市で、ヴィクトリア朝時代の建物が多く残っている素敵な場所です。wallpaper誌が発行する city guide belfast版にはderekのスタジオも掲載されています。彼は陶芸家として、多くの展覧会にも参加しイギリスでも今後が期待されています。作品の背景には、イギリスの陶芸の文脈やヨーロッパやアジアの陶磁器の歴史的な影響がインスピレーションとして制作に反映されているようです。日常使いをベースとした、デイリーユースラインとコンセプチャルである彫刻的objectsシリーズはどちらもとても素敵です。PATINAでは使い勝手が良く美しいデイリーラインを取り揃えました。
ろくろから形状を作る出すフォルムには彼の技術と美意識が詰まっています。裏面をみると1つ1つ丁寧に削り取られた彫刻的なフォルムは、一瞬ではわかりづらいのですが、使い手を考慮しながら出来上がったデイリーラインは、場所や文化は問わない、用の美としての器たちとも言えます。
◉サイズなど
高さ 約5センチ 口幅約19センチ
すべて手作業の為、1点1点サイズがわずかに異なります。